川本町のエゴマ
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エゴマってなあに?
エゴマは、ゴマの仲間ではなくシソの仲間です。種子と葉が食用となり、種子からは油が取れます。昔は、行燈の燃料や番傘の防水塗料に使われていましたが、菜種油が主流になると次第に衰退していきました。しかし近年、エゴマが身体に良いということから再び注目されてきました。
川本町とエゴマ
平成14年度、現在の川本町のエゴマのパイオニアである竹下氏が、飛騨高山(岐阜県)でエゴマと出合い、町に持ち帰り栽培をはじめたことから現在に至ります。その後、行政と協働しエゴマの振興を行い、栽培面積20.7ha、栽培農家110戸、エゴマ関連商品は約30種類(平成30年度1月末現在)と今では町の代表的な作物になるまで発展しました。なかでも、エゴマの実を搾ってつくるエゴマ油は、普段使いやお土産、贈答品のほか、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。全国メディアに度々取り上げられるなど、希少価値の高い川本町の特産品です。
里山のスーパーフード
エゴマには、必須脂肪酸(オメガ3)のひとつであるα-リノレン酸が豊富に含まれていることから、近年、健康食品として非常に注目されています。αリノレン酸は、体内に摂取されると、DHAやEPAに変化し、血栓を防ぐともに血中のLDL(悪玉)コレステロール値を低下させ、脳梗塞、心筋梗塞などの血管障害を予防するほか、アレルギー反応を抑制する作用などがあります。実際に、島根大学医学部との共同研究をおこない、骨粗しょう症や動脈硬化の予防につながる効果があることが証明されています。
えごま油
厳選されたえごま種子をゆっくりと圧力をかけて搾取したえごま油です。カラダの内側から体質改善をしたいという方におすすめです。お好きなお料理にスプーン一杯分を入れ、お召し上がりください。
えごま茶
エゴマの葉には、ロズマリン酸が豊富に含まれており、過剰な免疫反応を正常に戻す働きがあるといわれています。エゴマの若葉を乾燥させたエゴマ茶はハーブティーのような味わいが特徴です。
えごまの加工食品
えごまふりかけ、梅えごまふりかけ、煎りえごまが人気商品です。ふりかけは、丁寧に栽培したえごまの葉と実を盛り込んだドライタイプ。ごはんにかけても、おやつ感覚でつまみにしてもおいしくお召し上がりいただけます。
えごま鴨
川本町産のエゴマを食べて育った栄養満点のえごま鴨は、エゴマの機能性が脂身に移り、鴨肉ならではの歯ごたえとジューシーな味わいです。